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センターバック 守備センス・パスセンス 攻撃センス

サッカーボール

サッカーのセンターバックと言えば、守備において大きな役割を果たすポジションとして知られています。守備の際の役割としては、最もシュートを打たれる位置となっているペナルティエリアとその正面付近で、相手攻撃陣からのシュート・ドリブル・パス・センタリング等を防ぎ、ボールを奪った後やクリアした後は、サイドバック・中盤・前線の選手にボールを供給して攻撃へと転換できるプレーを行います。相手からのボールを奪った後の味方へのパスは、決定機や得点機を導くプレーになる事から、キック精度が高い事も求められていて、相手の裏を突くロングボールが蹴れる選手は大変重宝されています。

それに加えて、センターバックは身長が180cmを超える選手がほとんどとなっていますが、それは相手オフェンス陣との競り合いに勝つためであり、特に失点になりやすいセットプレー(コーナーキック・フリーキック)においては、センターバックの活躍によって無失点や最少失点に抑える事が出来ます。

センターバックは、前述のような守備やパスをするだけではなく、攻撃面においても役割を果たす機会があり、それは後半30分以降に起こるパワープレーと呼ばれる陣形変更によって、センターバックが前線の選手に任命される事があります。後半30分以降に陣形変更する理由は、相手選手の疲労感がピークになる事で、セットプレーにおけるハイボールの競り合い時のチャンスが増す事から、ハイボールの対応が得意なセンターバックがオフェンスの要になります。後半ロスタイム近辺にセンターバックやディフェンス陣が得点を挙げているのは、セットプレーによるものが多くなっているので、今後もセンターバックは攻撃面において重要視されるでしょう。